2016 February
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毎年お誕生日に届く母の手作りのサッシェ。ラヴェンダーを摘んで乾燥させてポ プリを作る、その工程もとても好きだったよう。レースやオーガンジー のアップリケ、どれも細かい細工が母らしい・・・。いつまでも私のワードローブを 守ってくれる。 |
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2月8日は母のお誕生日、そして針供養の日。昔の女性にとって大切な仕事で あった針仕事、お世話になった針に感謝して供養をするという古風で素敵 な風 習。お豆腐に針を刺して近くの神社に奉納するらしい。子供の頃、母がお誕生日 になるとお豆腐に針を刺していた事を思い出す。母が作ってくれた 針刺しは今 も私のお裁縫箱の重鎮! |
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長い間携帯を変えずに居たけれど、とうとうカンネンしてスマートフォンに。い つもながらにアップルのパッケージは本当に美しい・・・。携帯電話そ のもの よりパッケージのデザインとテクスチャーに感心する。何とも言えない透明感と フューチャーリスティックな触感、全てに研究し尽されている。 |
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アメリカの「ナッツフィールド」と言うナッツ用品(?)ばかりを扱うメーカー のくるみ割り。鯵ヶ沢から買って来た野趣溢れるくるみを割りながらワ インで もと思ったけれど・・・さすがに野生のくるみはなかなか割れず未だに食べる事 が出来ない。 |
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母が残してくれた美しい布や和紙、少しずつ小分けにしてフランス人の友人に送 る。色はもちろん質感もさまざまで和紙文化の奥深さを知る。金箔や漉 きの技 術も素晴らしい・・・。 |
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母の命日に友人からお花が届く。包みを開くとカサブランカの芳しい香りがお部 屋いっぱいに広がり温かいお心遣いが胸に沁みる。母同士も仲良くして 頂いて いたので本当に思い出は尽きず・・・。母の描いた「母娘の像」のデッサンを飾 る。日本のアレンジのお花はどこから見ても美しいように活けら れていること にも感心する。清々しい香りに心が澄んで行くよう。 |
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子供の頃から母がつけていた香水、ランバンの「アルページュ」。創設者ジャン ヌ・ランバンが娘の誕生日に贈ったという伝説の香水。美しい漆黒のボ トルに 金箔の母娘の絵、母がONE LINEで描いた「母と私」の絵を思い出す。 |
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